今回は論理思考スキルについて学んでいきましょう!これはロジカルシンキングともいい、ビジネスにおいてとても重要なスキルです。だから今回と次回の二回に分けて学びます!今回はどういう風にこのスキルを身に着けていくか、次回は身に着けたスキルを活かしてどういう風にビジネスを設計していくかを学びます!
掛け算の法則でスキルがあっても論理思考スキルがなければ無意味
下のような例を考えロジカルシンキングを確認する。
このような条件下で論理的にラーメン屋の売り上げと利益を考える。ここではフェルミ推定を用いて考えてみよう。
まず、飲食店の売り上げ、利益を考えるときに必要なことでこのようなフレームを作ってみる。これさえあれば、あとは数字を埋め込むだけでロジカルに売り上げ利益を推定することができる。
自分が外食するときなど料理が来るまでの時間でこのフレームワークでお店の利益を計算してみよう。そういう意識が大事になる。
当たり前だった天動説を疑いロジカルに考え直して地動説を説いたコペルニクスでビジネスにおいて大切なことを考えよう。
このようにビジネスにおいては、自分の視野や感情にこだわってはいけない。ビジネスで最重要なことは…
顧客視点を論理的に証明して、追及すること。
人は物事をドラマチック化してしまう本能を持っている。その例としてあなたは世界で何パーセントの子供が予防接種を受けられていないと思う?
正解は約20%
多くの人がもっと多いと思ったはずだ。それも人の本能が関係している。ニュースやテレビの影響から脳にドラマチック化された印象を埋め込んでしまう。
思い込みは捨てなければいけない
思い込みを捨てるためには、分断思考とネガティブ思考の二つの人間の本能を消さなければいけない。
分断思考とは
分断思考とは人の本能で物事を二つに分けたがる思考である。しかし上の図のようにこの世界は単純に二つに分けることはできない。物事にはグラデーションがあることを理解しなければいけない。
上の図のように、単純に白黒くけるのではなく、分断化したものを細分化して、グラデーションを考えることが本当に大切だ。
ネガティブ思考とは
ネガティブ思考のまた、人間の本能である。人間は本能的にネガティブに共感する。その例として上の図のように、メディアのネガティブセンサーのコントロール術は有名である。人の本能を利用して、人の共感、興味を引き、視聴率を上げる。
ソフトバンクが通信障害を起こし、それが原因で5日間で約1万件の解約があったというネガティブなニュースがあったが、それを感情に流されずロジカルに考えてみると、日本の回線は全部で1億7000万回線ありその23%がソフトバンクで、約4000万回線がソフトバンクということになる。ソフトバンクの年間解約率が2%なので年間約78000解約で約2000件1日に解約されていることになる。そう考えると5日で1万件の解約はふつうである。
このようなことから…
普段見るもの聞くものを一回疑い、ロジカルに考えてみる。そうすると事実が見えてくる。その事実がデータになる。
今回は論理思考スキルの前半を学びました。次回は、サービスの設計を感情に流されず定量化してロジカルに組み立てるというスキルを学びましょう!今日も最後まで僕のブログを読んでくれてありがとうございました!!ではまた、次回のブログで!!